セルフケアにリアクティベーションを取り入れる理由〜骨格が筋拘縮に与える影響〜

リアクティベーション®️と筋拘縮

リアクティベーション®️とは繰り返す、再びという”re”と活性化の”activation”の組み合わせからなり『再活性化』という意味の造語になります。

日常生活に支障が出るほどの痛みや生活動作に影響を与えるような可動域の制限の大きな要因の1つに筋拘縮があります。

・長く続く痛みの原因のほとんどが神経ではなく、筋肉が硬く縮こまり血管が圧迫されることで起きる血流障害

・人間にはホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれる身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態(体温・血糖・免疫)を一定に保つ機能があります

組織に充分な血液供給をすることが治癒には必須でそれによりホメオスタシスが適切に働くことでヒトは生命機能の維持している状態になります。

リアクティベーション®️の概念から筋拘縮を考慮すると硬く縮こまって機能せず血液供給が滞り不活性化した筋組織となります。

この不活性化の筋組織である筋拘縮を自分で解除する方法がセルフ筋肉チューニングになります。

この筋拘縮を解除し、筋肉を再び活性化させることで痛みや不調を未然に防ぐことができると考えて提唱しているのが『リアクティベーション®️』になります。

リアクティベーション®️の中の1つにセルフ筋肉チューニングは含まれるイメージになります。

その理由としては…

筋肉が硬く縮こまり続けている状態はわかっていないことも含めて様々な要因が絡んで引き起こされています。

筋肉に対してのみでなく「骨」に着目した骨格構造へのリアクティベーション®️により、筋拘縮の解除や蓄積に変化があるケースがあるからです。

骨格構造の機能不全から筋拘縮が蓄積する可能性

骨格構造が機能不全に陥っている状態。

簡単にいうと骨が適切に動かない、関節が適切に動かない状態です。

ヒトには206個の骨があり、数え方や個体差によって異なりますが260箇所以上の関節があると言われています。

関節の形状や大きなの違いがあるので全ての関節が同じように動くわけではありませんが…

260箇所以上ある関節が満遍なく適切な機能を発揮して動いている状態。

260箇所以上ある関節が不活性化によって機能不全を起こし動かないまたは無理やり動いている状態。

そんな2つの状態であればどちらの関節であった方が動きやすいでしょうか?

骨格構造の要である骨。

骨により構成される関節が機能不全を起こしてしまうことで、別の箇所に過剰な負荷が起こる可能性があります。

それが、動きの偏りを伴い筋拘縮の蓄積や助長を引き起こす要因になることが多くみられます。

骨盤は動きますか?

骨盤はヒトの骨格の中で生殖器や消化器など生命に重要な組織が収まっている箇所です。



骨盤が動かない傾向がある方は腰痛や股関節痛などの症状を訴えるケースが多くみられます。

骨盤の上部は腰椎、骨盤の下方外側には大腿骨が位置しています。

そして両者の腰椎、骨盤、股関節における関節構造と骨の動きにおいて各箇所が単独では動かない構造になっています。

だからこそ骨盤が動かない方はその分の動きを腰椎や股関節で補うように動かすため、過剰な負荷がかかり筋拘縮の蓄積や助長から痛み症状を抱え訴える方が多くみられます。

それでは骨盤を後傾する動きはできるでしょうか?

https://www.instagram.com/p/CtyEB_HsSYx/

詳しい動きや方法は上記URL「MTR Instagram アカウント」に動画の例を載せています。

ペルビックアクティベーションの後傾運動による骨盤の動きに機能不全を起こしている方は、傾向として体を反った際の腰痛や股関節前側の痛みを訴える方が多いです。

そして、骨盤の再活性化による動きの獲得により症状に変化が起こる場合も多くあります。

UROOM

 

*UROOMは【筋拘縮】を筋肉チューニングという手法により解除することで様々な症状の解決に導く整体院です。

この筋拘縮の概念とともにリアクティベーション®️の概念を知ると知らないでは痛みに対する向き合い方や改善までの過程が大きく変わっていきます。

【リアクティベーション】が筋拘縮の蓄積を未然に防ぎ、さらに筋拘縮の解除により長続きする痛みを根本から改善に導く鍵になります!

まずは自分の体がどう動くのかを確認してみましょう。

長年の体の悩みがほんの少し動きの再活性化により大きく変化していく可能性もあります。


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固くなった筋肉の強張り(ロック)を緩めることで痛みや不調をとる、筋肉にとてもやさしい新しい整体術です。これまで常識とされてきた神経が痛みの原因という概念ではなく、筋肉に痛みの原因があると考え、不調の原因と思われる”筋肉”に直接アプローチする新しい施術法が筋肉チューニングです。



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ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からサッカーに没頭し、家族やチームメイトなど関わってきた全ての方の助けもあり、小学校で全国大会優勝、高校で静岡県大会優勝の経験をさせて頂きました。しかし、高校時代に怪我による身体感覚の変化を経て「自分の體はプロでは通用しない」と自覚し、理学療法士の道を選択しました。 理学療法士として勤務した11年間で、担当した患者数は約5万人。 そんな多くの出会いや経験をさせて頂く中でよりヒトの探求していき、體の可能性と凄さを知ることで強さとしなやかさを引き出し、支え、手放せる存在になる為日々鍛錬中。 現在は筋肉チューニング、栄養ストラテジー、リアクティベーション、メタトロン波動測定など【MTR Method™️】を様々な形で伝えている。